だいぶ久しぶりのブログ更新となってしまいました。
これからはちょくちょく更新していこうと思います。
さて、今日はインボイスがテーマです。
いよいよ10月1日からインボイス制度がスタートすることになりました。
私の顧問先からもインボイスがらみのいろいろなご質問をいただくようになりました。
さて、以前から言われていた「個人タクシー」についての取り扱いです。
個人タクシーの場合、免税事業者でインボイスの登録をしていないケースが多くあるのではないのか、タクシーを利用する際に利用者はそれを選別できないのではないか、といった懸念が示されていました。
それに対応するため、国土交通省では個人タクシー業界のインボイス対応についての指針等が示されました。
まず、現状で全国個人タクシー事業連合会と日個連事業協同組合の加盟事業者の97%以上がインボイス登録済み(登録予定の人も含む)という報告があったようです。
そのうえで、個人タクシーの事業者がインボイスの登録をしているのか否かをタクシーを見れば一目でわかるように表示するような表示をタクシーにするようにする方針が示されています。
たとえば、タクシーに「インボイス登録済み」とか「このタクシーはインボイスを発行できません」とかを表示するとか、タクシーの表示灯にインボイスの登録が済んでいる表示をするといったことするようになるそうです。
また、タクシーの領収書もインボイスに対応したレシートを発行するようにするということです。
大手のタクシー業者だとすでにインボイスが書かれている領収書が発行されたりするケースもあるようですが、個人タクシーの場合、しばらくはインボイス対応があるか否か、どのようにそれを見分けるのに注意が必要なようです。
以上、今日は個人タクシーのインボイスの話でした。