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4月・5月くらいの時期というのは、意外と税務調査が多い時期にもなります。確定申告が終わってひと段落したから今度は税務調査ということもあるのかもしれません。ですが、5月にもし税務調査があったとしたら、納税者側には割と有利になります。これは経営者の皆さんは知っておいてもいいことでしょう。

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通常、税務調査というのは申告書を提出してから2か月・3か月~6か月くらいのタイミングで来ます。5月に税務調査があるということは9月決算~12月決算辺りの会社か、早いと1月の決算の会社もあるかもしれません。個人の確定申告の税務調査は、申告書を提出したばかりですから、もう少し先かもしれません。

 

さて、冒頭の5月の税務調査が納税者に有利とはどういうことでしょうか。

 

その前に、税務署の事業年度はご存知でしょうか?6月末までが事業年度です税務署は7月を最初にして6月末で事業年度が終わりになっています。普通の会社とはちょっと違います。

つまり、税務署としては「今取り掛かっている税務調査は何としても6月末までには税務調査は終わらせないといけない」という事情があるわけです。税務調査というのは、税務調査に入った後、その後の納税者や税理士との細かいやり取りがありますから、6月末までに終わらせるということは実質的には6月の初旬にはある程度、目途をつけないといけないわけです。

調査官も異動があります。調査が途中なのに違う税務署に異動してしまっては大変です。税務署側にはリミットがある。終わりがあるのですから、あまり突っ込んだ話にはならないということは往々にしてあります。そのために、納税者側に有利になるという話なわけです。

また、税務調査の最中でなかなか進まない案件というのもあります。仮に5月くらいでそういう案件があると、他の調査官が入って手伝いをするというのもあるようです。そうまでしても、税務署の事業年度内に終わらせたい。これが税務署側の心理なわけです。

 

逆に、7月以降になってしまうとどうでしょうか?

税務署にとっては新年度になりますから、時間はあるわけです。税務調査が7月以降になってくると、今度は逆に納税者側に不利になる可能性があります。しかし、実際には、7月になったばかりというのは引継ぎがあったりしますし、新人の調査官も7月から入ってきます。会計事務所に勤務していた頃、たまたま7月1日に税務署に用事があって行ったら新人と思しき調査官が職員さんの前で挨拶をしている風景に出くわしました。そうした事情から7月に税務調査というのはそもそも少ないように思います。

 

いずれにせよ、税務署は6月末で事務年度が終わるということは知っておいて損はないことだと思います。


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