ラグビーのワールドカップ、南アフリカ戦、見ましたか?
終了間際の逆転劇!いやあ、すごかったですね。
久しぶりに、スポーツを見て、鳥肌が立ちました。
私は、ラグビー観戦は結構、好きで、学生の頃はよく国立競技場や秩父宮ラグビー場に見に行きました。大学が明治なので、どうしても明治の試合が中心ですが。
この南アフリカ戦の勝利で、急激にマスコミの注目度が増しました。
2020年の東京オリンピックの前の年に、このラグビーのワールドカップが開かれるというのに注目度がいまいちだなあ、と思っていましたが、予想外の盛り上がりです。
やはりスポーツは勝たないといけないんですね。
さて、このラグビーですが、私は個人的にはサッカーよりもラグビーの方が先に世界の頂点のチームに勝って、注目されるのではないかと以前から思っていました。
それは、サッカーは、今、世界でやっていない国がないくらい、世界一メジャーなスポーツです。それに比べて、ラグビーは、そこまでではないですよね。
ラグビーの強い国というと、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、ウェールズ、フランス・・・ と結構、イギリス系の特定の国、地域に集中しています。
一方で、サッカーは、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、スペイン、他にもアフリカ系の国々も結構、強いですよね(ナイジェリアなんかはアトランタオリンピックで金メダルでしたし・・・)
要は、サッカーは強豪国も多く、その地域もかなり広い範囲です。
それに対して、ラグビーは、特定の国・地域に集中しています。
それから、スポーツの性質もラグビーの方が日本人に合っている気がします。
ラグビーは「陣取り合戦」のような要素があり、頭を使ってやる部分が多いと思うんですね。
サッカーが頭を使わないとは言いませんが、ラグビーの本質が「陣取り合戦」だとすると、サッカーよりかは頭脳戦になりやすい。
つまり、日本人が欧米人に対してもともと持っている体格の不利を補える部分が多いのかな、と私は考えているわけです。
さて、これって、経営上も非常に重要だと思うんですね。
「ブルーオーシャン」とか「レッドオーシャン」とか聞いたことありますか。
ブルーオーシャンというのは、「競合相手が少ない」ということです。
レッドオーシャンというのは、反対に、「競合相手が多い」ということです。
この考え方は経営にとってはとても重要です。
競合相手が少ないほうがやはり有利なわけです。
さて、これを治療院や介護サービス業に当てはめて考えてみましょう。
治療院での「レッドオーシャン」って、何でしょうか?
まずは、「保険診療の治療」でしょうね。都心だったら、最近は「自賠責保険の治療」なんかもレッドオーシャンになりつつありますね。
介護だとどうでしょう?
「通所介護」いわゆる、デイサービスは、最近はあちこちに見かけるようになりました。
必ずしも、「レッドオーシャン」=「経営的に不利」と言っているわけではないですよ。
たとえば、同じデイサービスでも、他と違う何かがあれば、いいわけですし、あるいは治療院でも、「自賠責保険」で、他とは違う何かがあれば、それは逆に「差別化」につながります。
要は、この「レッドオーシャン」「ブルーオーシャン」というのを意識しているのか、が問題なんです。
戦略を考えるのは、経営にとっても最も大事な要素の一つだと思います。
ちなみに、私は、「レッドオーシャン」は苦手です。
できれば、「ブルーオーシャン」で戦いたいと思っています。
私が、「治療院」や「介護事業」に特化してサービス提供しているのもそういうことも関係しているんですけどね。
ということで、今日は、「レッドオーシャン」「ブルーオーシャン」という話でした。